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川崎市中原区・武蔵小杉駅よりすぐ「さとうクリニック」

TEL. 044-722-6061

川崎市中原区小杉町3-8-6 プリースト武蔵小杉 1F

経鼻内視鏡検査Transnasal endoscopy

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経鼻内視鏡検査/NBI(狭帯域光・特殊光)観察検査

当院では2008年3月から、川崎市、特に中原区では大学病院等よりも、最も早い段階で経鼻内視鏡を導入しております。 内視鏡挿入中の苦痛を軽減するために、鼻から挿入する経鼻内視鏡検査(鼻からの胃カメラ)を行っております。

 従来の内視鏡検査は、カメラが太いだけでなく、下の付け根(舌根)や口蓋垂に胃カメラが接触しているため、 嘔吐反射が起こり、更に反射が起こるという恐怖感により、「辛い」「苦しい」というイメージがあまりにも強く、 検査をお勧めしてもためらわれる方が非常に多いと思います。
 しかし、鼻から挿入された経鼻内視鏡は、鼻腔を通ることにより舌根に触れずに食道に入るため嘔吐反射はほとんど起こりません。 内視鏡も直径5.6mmと細いですが、組織の採取(組織生検)も行えますので、検査に不具合はありません (ただし、胃潰瘍出血の止血術等の、処置や治療はできません)。
 更に、今回NBI(Narrow Band Imaging=狭帯域光観察)対応の内視鏡を導入し、より確実に、より安心できる検査を行えるように致しました。 NBI対応内視鏡を用いることにより、喉頭から食道に至る部分の癌の発見率が向上しております。 通常の内視鏡でも発見は可能でしたが、NBI対応内視鏡を用いることにより、見逃される危険率が非常に低下しております。
 内視鏡専門医として、また内視鏡治療に精通している医師として、より確実な検査を求め導入を決定した次第です。
 もちろん、経鼻内視鏡を用いますので、検査は楽に受けられますので、また、費用も変わりませんので、健診に対しても全例使用しております。 また、検査中でも会話ができるため、モニターに映し出される自分の胃の影像を見て質問をしたり、気分が悪くなったらそれを伝えることもできます。 よって、検査施行医も検査を受けられる方も、ゆっくりと余裕をもって検査できるため、より安全で正確な検査につながります。 尚、当院でのこれまでの検査実績で、鼻腔が狭く挿入できない方や、内視鏡挿入時の鼻腔の圧迫感や違和感を訴える方も有り、 全くの無痛検査ではありませんので、ご留意いただきたく存じます。



経鼻内視鏡通過ルート

中鼻甲介ルート図
経鼻内視鏡/中鼻甲介ルート

下鼻甲介ルート図
経鼻内視鏡/下鼻甲介ルート

当院では、経鼻内視鏡は外径5mmNBI(狭帯域光強調画像)による観察を行える機種を導入し、より負担や不安感の少ない検査を心懸けております。



経口内視鏡通過ルート

経口内視鏡通過ルート図
経口内視鏡通過ルート

当院では、経口内視鏡は拡大機能を持ったNBI(狭帯域光強調画像)による観察を行える最新機種を導入いたしました。



経鼻内視鏡検査方法のご案内(鼻胃カメラ/経鼻内視鏡詳細)

NBI対応経鼻内視鏡を使用しています

  1. 内視鏡挿入による鼻出血を予防するために、血管収縮剤を鼻にスプレー致します。
  2. 消泡剤を飲んで頂いて、胃の中に残る泡を消します。
  3. 鼻に局所麻酔薬をスプレーして、鼻に麻酔を行います。
  4. 5分程度間隔を置いた後、再度鼻に局所麻酔薬をスプレーいたします。
  5. 喉に局所麻酔薬をスプレーし、喉の麻酔を行います。
  6. 検査を行います(状態によりますが5〜10分程度で終了します)。
  7. 検査終了後、鼻出血がなければこれで検査は終了です。
  8. 検査の結果をパソコンの画面でご覧頂きながら説明致します。